デリケートゾーンと「おりもの」について by LunaLuna

デリケートゾーンと「おりもの」について by LunaLuna

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デリケートゾーンと
「おりもの」について
byルナルナ


家族や友達にも聞きづらいデリケートゾーンの悩み。
ムレやすい部分なので、生理の時や汗をかいた時などに気になったことがある人も多いのでは?デリケートゾーンの湿度・温度が高くなると、皮膚がふやけて刺激を受けやすくなったり、雑菌が繁殖しやすくなったりするからです。
またいわゆるデリケートゾーンと言われる女性の外陰部は、皮膚が重なった複雑なつくりになっているため、たとえきちんと拭き取ったつもりでも、経血などの分泌物が残りやすい場所でもあり、残った分泌物が、雑菌を増殖させる原因となることもあるようです。
生理中の経血だけでなく、「おりもの」の影響も考えられるので、デリケートゾーンのケアには、生理周期の変化に注目することも大切です。

「おりもの」もデリケートゾーンのトラブルの原因のひとつ

生理の時以外に、ニオイやかゆみ、ムレなどのトラブルが気になるなら、「おりもの」が影響しているかもしれません。

「おりもの」とは、子宮・膣からの分泌物や古い細胞、皮脂腺や汗腺からの分泌液などが混ざったものです。
ニオイや下着の汚れの原因になるなど、おりものにマイナスイメージばかりを持つ女性も多いようですが、おりものは女性のカラダを守るために必要不可欠なのはご存じですか?

おりものは、膣内のうるおいをキープしながら粘膜を守り、体外から入ってきた汚れを排出し、バイ菌などが子宮内に侵入するのを防ぐ役割を果たしているのです。

また、おりものは生理周期に合わせて状態が変化するので、女性ホルモンの分泌が活発に行われているか、つまり「卵巣がちゃんと働いてくれているかどうか」のバロメータにもなります。

「おりもの」はカラダからのサイン

おりものは、生理周期に合わせ、次のように量や状態が変化します。

  • 卵胞期:量は最も少なく、サラッとしている
  • 排卵期:量が最も多くなり、透明で糸をひく
  • 黄体期前期:量は減少し、ドロッとした粘り気のある黄白色
  • 黄体期後期:再び量が増え、においが強くなることも

とくに排卵の前後には量が増え、デリケートゾーンがムレやすくなります。

ただし、おりもののニオイや量は個人差が大きいので、まずは自分の「正常パターン」を把握しておきましょう。

おりものの変化を知り、デリケートゾーンケアに役立てよう

生理の経血だけでなく、おりものによるトラブルも起こりやすいデリケートゾーン。
かゆみやニオイを防ぐには、デリケートゾーンを清潔に保ち、ムレを防ぐことが大切です。
おりものが多いときは、通気性のよい下着をつけたり、おりものシートを活用したりすることもおすすめです。
ただし、おりものシートをつけっぱなしにすると、それがデリケートゾーンに刺激を与え、かゆみやニオイの元になってしまうので、こまめに取り替えることが大事です。

なお、清潔に保っているのに、おりものの量が急激に増えた、ニオイや色が明らかにおかしいといった変化があった場合は、なんらかの病気の可能性もあります。
カラダからのサインを見逃さず、早めに婦人科を受診するようにしましょう。

<おりものの変化を伴う病気の例>

  • カンジダ膣外陰炎症:カッテージチーズのようなポロポロしたおりものが出て、強いかゆみを伴う
  • トリコモナス膣炎:黄色から緑がかった泡状のおりものが出て、悪臭を伴うこともある
  • 淋病:膿(うみ)のような黄色っぽいおりものが出る
  • クラミジア:水っぽいおりものが大量に出たり、黄色いおりものが出たりする

デリケートゾーンは繊細なので、わずかな刺激であってもトラブルを起こすことがあります。
おりものチェックをきっかけに、洗浄や保湿などデリケートゾーンのケアについて考えてみるのもおすすめです!


記事提供元:ルナルナ(https://sp.lnln.jp/brand

※参考:ルナルナコラム

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